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天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ (集英社文庫)

天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ (集英社文庫)
沢木 耕太郎
天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ (集英社文庫)
定価: ¥ 780
販売価格: ¥ 780
人気ランキング: 89137位
おすすめ度:
発売日: 2001-01
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常2〜5週間以内に発送

??蔵書を見れば持ち主の教養が判断できるというが、その人が撮った旅のスナップをアルバム1冊分見せてもらえればそれ以上のことがわかりそうだ。興味の対象が何であるのかはもちろん、視野が広いのか近視眼的なのか、シンプル好きかゴテゴテ趣味か、行動的なのか腰が重いのかといったことまで…。
??本書はノンフィクション作家、沢木耕太郎による写真集であり、「第一」「第二」のどちらの巻も旅の記録として撮影されたものを集めている。紀行文「深夜特急」などで沢木を知る人なら、きっとさまざまな興味がわく本だろう。
??沢木は写真のプロではないし、旅行時には「交換レンズもなければストロボも持っていない」(「第一」後記)という。しかし構図や色彩、ブレの効果などについては十分意識的で、漫然とシャッターを押したという写真ではない。ただ、一枚一枚の完成度で勝負するより、ある程度の枚数を眺めながら何かを感じてもらう方針ではあるようだ。そのため、写真は見開きに最大4枚レイアウトされている。被写体は一般の旅行者がカメラに収めるものとそれほど変わらない。ランドマーク的な建物や花、動物、通行人など。それも特別凝ったアングルではない。ただし、何かの取材と関連しているのだろうか、モハメッド・アリやジョージ・フォアマン、アルベルト・トンバ、ベン・ジョンソン、レニ・リーフェンシュタール、フィデル・カストロといった有名人も登場する。旅に関する沢木自身のコメント、あるいは有名作家の言葉など短い文章がところどころに挟まれている。(松本泰樹)

味のある写真が、魅力
観光地じゃないのに、その街が、その場所が、伝わってくる写真。
有名人じゃないのに、素敵な人たち。
どこか外国旅行に行ってきた気分になれる、写真集だ。
最後に、なぜこういう写真集を作ったかの説明がある。
どういう意図で作られたかを読むのは、とても興味深かった。

素晴らしい写真たち!
どれもこれも彼でしか写せない,すばらしい写真だ。
唯一欠点を書くとすれば…,文庫版ではなく,オリジナルの大きな(高い方の)本が欲しくなってしまうことだろうか?

手放せない宝物
私にとってこの本は「すばらしいどこでもドア」だ。
そのドアを抜けると、澄んだ空気の異次元空間が無限に広がる。旅する地をまだ決めてないとき・・・私には無限の自由がある・・・こんな言葉から始まる。私も彼のように果てしなく異郷に惹かれる。旅に関する研ぎ澄まされた詩や、短い文と沢木氏自身の写真が、いつでも、いとも簡単に憧れの旅の入り口に立たせてくれるのだ。




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